英検・漢検・数検 の学習について
ファスタ個別塾では、普段の授業の中で 英検・漢検・数検の対策に取り組んでいます。
検定対策のために特別なオプション講座を設けたり、別料金をいただいたりすることはありません。
日々の学習の延長として無理なく取り組めるよう、通常授業の中で完結できる形を大切にしています。
検定が進路に直結する理由
検定は、単なる資格試験ではありません。
それぞれ、進路選択や日々の学習評価において、異なる形で活用されています。
- 英検
高校入試では、取得級に応じた内申点の加点や評価対象となる学校が多くあります。
また大学入試では、「外部検定利用入試」として採用する大学が年々増えており、受験の選択肢を広げることにつながります。 - 漢検
高校入試を中心に、取得級が学習姿勢や基礎学力の証明として評価の参考とされることがあります。
国語力の土台を示す指標として、学校側からの信頼も高い検定です。 - 数検
数学・算数の基礎力を客観的に確認できる指標として、
学習状況の把握や、進路相談時の参考資料として活用される場合があります。
このように、検定はそれぞれ異なる形で、将来の進路や学習評価に関わっています。
学力の基礎力強化にも効果的
検定を目指す過程そのものが、日々の学習の質を高めます。
- 英検
単語力・文法力・読解力・リスニング・スピーキングを総合的に伸ばすことができます。 - 漢検
漢字力・語彙力を強化し、国語だけでなく、社会や理科の理解にも良い影響を与えます。 - 数検
計算力や数量感覚を整理し、算数・数学の基礎を着実に固めることにつながります。
単なる「合格のためのテクニック」ではなく、長期的に役立つ基礎学力を育てることを目的としています。
検定の級の目安について
検定の級については、学年だけで一律に決めるのではなく、
お子さま一人ひとりの理解度や学習状況、学習の定着度をふまえて、
個別にご相談しながら無理のない級を設定しています。
その上での一般的な目安としては、
- 英検:小学生では5級〜4級、中学生では4級〜3級に挑戦するケースが多く見られます。
また、受験において参考とされることのある級については、
一つの目標として、中学3年生までに3級、可能であれば準2級を目指すケースが多いことをお伝えしています。 - 漢検:学年相当〜一学年程度上の級を目指すことが多くあります。
- 数検:基礎が十分に身についてから、理解度に応じて無理のない級に挑戦するケースが多く見られます。
いずれの検定も、「この級を必ず受けなければならない」という考え方はしていません。
その時点でのお子さまの理解度や気持ちを大切にしながら、無理のない最適なタイミングをご提案しています。
当塾の取り組み方
ファスタ個別塾では、通常授業のカリキュラムの中に検定対策を組み込みます。
- 過去問演習や実践的なトレーニング
- ICT教材やデジタル学習ツールを活用した効率的な学習
これらを組み合わせ、無理なく検定に挑戦できるようサポートしています。
※各検定の受験料のみ別途ご負担となります。
なお、数検については「個人受験 B日程」の認定会場となっており、
普段学習している環境で、落ち着いて受検できる体制を整えています。
また、英検については、2026年度第一回目の検定日を目標に、準会場登録に向けた準備を進めています。
検定に取り組む意味
検定にチャレンジすることで、学習に前向きに取り組めるようになり、学ぶ意味を実感するきっかけにもなります。
そして合格という経験が、次の学習への自信につながっていきます。
合格・不合格にかかわらず、挑戦する過程そのものが、お子さまの成長につながると考えています。
最近の合格実績(2025年11月時点)
■ 英検(2025年度第2回検定)
8月の夏期講習から英検対策に取り組んだ5名の生徒たちが、10月の試験で成果を出しています。
全員が、それぞれの級に初めて挑戦しました。
・小4:英検4級 合格!
・小5:英検5級 合格!
・中2:英検3級 合格!
惜しくも不合格だった生徒も、非常に僅差の結果でした。
「あと一歩で合格」という悔しさを次への力に変え、すでに次回に向けて前向きに学習を進めています。

